Role Managerプラグインの追加

次のプラグインの追加はRole Managerです。
ユーザの権限をいろいろ修正できるプラグインですが、権限の追加もできて便利です。

当方の環境ではブログを投稿する人と承認する人がいます。しかし、通常と違うのは投稿する人が公開権限を持っていて、承認する人は読むだけの権限しか持っていないということ。
承認する人といってもwebには疎くシステムには触らせたくないという意向が働き、未公開の文章が読めて口頭でもなんでも「いいよ!」と返事がもらえればよいという妙な感じです。
でも、投稿者はシステムの管理者からすると、決してwebに詳しいわけではなく、余計な部分には決して触らせたくない、かつhtmlソースやアップロードなど投稿に関する権限は全て与えたいというわけで、通常の権限では足りないのですね。

前置きはさておき、Role Managerをプラグインの追加から探してみましたが見当たりませんでした。
作者のサイトから直接ダウンロードしてzipファイルでそのままアップロード・インストールです。特に問題はありませんでした。
今回導入したバージョンは2.2.3。2.7対応はうたっていませんが一応使えるのでよしとします。

tinymce-advancedプラグインの追加

インストールが終わったwordpressにいくつかのプラグインを追加します。

まずはtinymce-advancedの追加から。web作成にあまり精通していないユーザが使用するためいろいろと工夫が必要です。
wordpressにログインしてからメニューのプラグインを選択し新規追加を選びます。
キーワードにtinymce-advancedと入れて検索すればすぐにでてくると思います。
インストールを選ぶと「このプラグインは現在使用している WordPress のバージョンではテストされていません。」と注意されてしまいました。今後2.7.1に対応したバージョンが出るかもしれませんが、今は使用できるのでこのままインストールしてしまいます。
あとは勝手にインストールが完了しプラグインを有効化を押すだけで完了です。ずいぶん楽になりましたね~

ファーストサーバーへのwordpress2.7.1のインストール

さて、ながらく更新していませんでしたが、ファーストサーバーにて現在のバージョンの新規インストールの案件がでましたので、覚書です。

まずはコンフィグレータにてデータベースの設定です。おっと忘れずにPHPをDSO版に切り替えてください。PHPインストールからバージョンの切り替えです。htaccessを設置するため必須です。

ではデータベース管理からデータベース用管理者アカウントの発行を行います。メールで届きますのでなくさないようにしましょう。次にデータベースサービスの起動です、ここまでは簡単ですね。
ここからデータベースを作成します。データベース操作でphpMyAdminを起動します。MySQL 接続照合順序はutf8_general_ciでデータベース名(wordpressやblogなど)を入力して作成を押してデータベースを作成します。

次にファイルのアップロードです。FTPソフトを使用してサーバにwordpressフォルダをアップロードします。好きな名前にリネームしてかまいません、とりあえずwordpressでインストールしてblogフォルダで運用するためそのままアップロードしました。

いよいよインストールです。http://www.example.com/wordpress/wp-admin/install.phpへアクセスしてwp-config.php ファイルを作成するをクリックしましょう。設定情報は以下の通りです。
データベース名:データベース作成で作ったデータベース名
ユーザー名:phpMyAdminにログインするときのアカウント(別にwordpress用に作成している場合はそのアカウント)
パスワード:phpMyAdminにログインするときのパスワード(別にwordpress用に作成している場合はそのパスワード)
データベースのホスト名:fsv(数字).mysql.db.fsv.jp(phpMyAdminの上部にも表示されています)
テーブル接頭辞:wp_(デフォルトのままでいいです。複数インストールする場合などは変更しましょう)
以上でインストールすればブログタイトルなどを入力する画面に進めます。ただし、ここではまだ文字化け対策を施していませんので、日本語のタイトルなどを入れるのは控えましょう。

インストールをするとパスワードが表示されます。忘れずに控えましょう。先ほどの画面で入力したメールアドレスにも送信されているはずです。

これでログインすれば管理画面に入れます。忘れずにパスワードを変更しておきましょう。

最後に文字化け対策です。htaccessを作成してインストールフォルダにアップロードします。
ついでにパーマリンク用設定も施してしまいました。

php_flag mbstring.encoding_translation off
php_value default_charset "UTF-8"
<IfModule mod_rewrite.c>
RewriteEngine On
RewriteBase /wordpress/
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-f
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-d
RewriteRule . /wordpress/index.php [L]
</IfModule>

これでタイトルなどに日本語を入力しても文字化けしないはずです。

以上簡単ですがファーストサーバーへのwordpress2.7.1のインストールは完了です。

JSeries Notifier のバージョン 0.8.3 がリリース

JSeries Notifier は、WordPress Plugins/JSeries で配布されるプラグインの更新通知を行うプラグインです。JSeries Notifier のバージョン 0.8.3 がリリースされました。
今回のバージョンアップは本プラグインで検知できませんとのことで(仕方ないのです・・・)すぐにでも JSeires Notifier の更新をしましょう。

詳しくはwordpressフォーラムでWordPress Plugins/JSeries の更新通知プラグイン JSeries Notifier

Webの文章?

少々脱線して技術外の話題になりますが、スギノさんのブログで文章について言及されていました。
雑誌はビジュアルや写真を魅せる紙媒体であり、書籍は文章を読ませる紙媒体なんだと思うと結論付けた上でWebはどうなんだと。

ホームページを作成することを生業とし、個人でもブログを書いていると、果たしてどっちなのだろうと考えてみた。
スギノさんはまだ仮設も暫定的な結論も出せていないとしているが、出せなくて当然なのかもしれない。
Webには雑誌的なページも書籍的なページも存在しているから。だと思う・・・(自信なし)

今存在しているほとんどの個人ブログはどちらかといえば日記の延長線。まあ書店で日記は売っていないので(最近は自分史みたいなジャンルもあるらしいけど・・・)、この場合はどちらにもあてはまらない気がする。
でも、中には書籍化されるほどのブログや写真ブログなども存在する。文章中心で自己的ではなく読む人に向けて書かれたブログは書籍に分類されるのかもしれない。逆に旅行写真を中心に載せたブログやモブログなどはライターの文章力がなくてもその写真を楽しむことができる雑誌的なページとも取れる。まあ、写真の構図や内容などが芸術的なものでなければ日記の延長戦の域をでないのかもしれませんが。

つまり、Webとは大きな書店か図書館なのだと言えるのかもしれない。