ようやくテスト稼動にこぎつけた

wordpressMUと格闘すること1週間。ようやくテスト稼動させることまで成功した。

まず、既存のhtmlを置き換えることを念頭においてパーマリンクを作成しなくてはならない。パーマリンクは「/%category%/%postname%.html」にした。これなら現在フォルダで構成している(hoge/index.html)ファイルもフォルダ名と同じカテゴリー名を作成すれば実現できる。

しかし、TOPページはそうはいかない。ファイル名の指定なし(http://exeample.com/)でアクセスした場合は問題ないが、index.htmlを指定して(http://exeample.com/index.html)アクセスした場合ページが存在しない。

そこでまず、ページのパーマリンクにhtmlを付与してくれるプラグイン(.html on PAGES)を導入。次にindexというページ名のページを作成。しかし、ここでページを固定表示してはいけない。固定ページにしてしまうとindex.htmlでアクセスした場合にリダイレクトされスラッシュ付のアドレス(http://exeample.com/index.html/)に変換されてしまう。

そこで、home.phpを作成した。wordpressのテンプレート階層によりhome.phpが存在すればindex.phpよりも先に使用される。このhome.phpに今までhtmlで作成されていたページをループを使わずにそのまま作成した。TOPページはほとんど修正がないので固定作成でも問題はないのだ。(一応NEWSの一覧などはtxtから自動取得して表示するように作りこんである)
コツはここからで、このhome.phpにページテンプレート用の記述を組み込み、ページ編集画面からテンプレートとして読み込めるようにした。これであらかじめ作成しておいたindexというタイトルのページにhome.phpをデザインとして読み込める。indexページには何も記述していないが、そもそもhome.phpにループを作成していないため、ルートでアクセスした場合もindex.htmlでアクセスした場合も同じページが表示できるようになった。

そして実際にルートでアクセスできるようにWordPress MU ブログディレクトリの変更を参考にファイルの修正とコピーを行った。
ここではまったのがオリジナルで作成していたphpファイルをincludeする場合のテンプレートディレクトリの指定方法だ。最初はinclude(‘hoge.php’)としていたが、ルートにアクセス先を変更するとincludeもルートから行ってしまう。気づくまで時間がかかった・・・。これをbloginfo(‘template_directory’)とすることでテンプレートディレクトリを取得し、動的に変更するようにした。(これはこれで後ではまることになる)

ようやくテスト稼動の確認までできるようになった。実際に動作には問題なさそうだ。次はいよいよ複数のwordpressブログをMUひとつで動かすテストです。

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